DAY 4
01 高速障害物回避
5月23日、チームは早朝から会場入りし、動的練習を実施。車両の挙動に応じて整備・調整を行い、高速障害物回避に万全の準備を整えた。
天候や路面状況などを総合的に判断し、的確なレース戦略を策定。高速障害物回避の午前セッションでは、1周目から55.78秒の好タイムを記録し、午前中の最速ラップとなった。




午後になり路面温度が上昇すると、各チームともさらにタイムを縮めてきた。同済電车队は1-2-1のドライバー出走順戦略を活かし、最適な路面温度の時間帯を最大限に利用。ラップタイムを55.375秒まで更新し、最終的に高速障害物回避で2位に入った。
DAY 5
01 苦難続くも、エンデュランスを安全完走
早朝に集まったメンバーを待ち受けていたのは、冷却系統のトラブル — 左側水路が正常に機能しないという痛手だった。隊員たちは直ちに緊急修理に着手。3時間にわたる冷静かつ全力の作業により、エンデュランスの車検開始前に基本機能を回復させ、時間通りにマシンを送り出すことができた。しかし本来の最適状態には遠く、隊長と隊員たちは慎重な議論の末、エンデュランスでは出力を当初予定より落とす保守戦略を採り、車両の安定走行を優先することに決めた。
だが再び困難が隊員たちの胸を締め付ける。E77は出走後2周目で、右前輪から異音が発生。レース中はずっと気が気でなく、隊員たちの不安げな眼差しは走り続けるマシンに釘付けだった。競り合いは激しく、ドライバーの技量、出力配分戦略、マシンの動的パフォーマンスすべてが試される総合的な戦いとなった。それでも事前の準備が功を奏し、13時32分、24周のエンデュランスを安全に完走。ピットイン後、直ちにメカトラブルを点検し、ギアを交換した。
これで全4種目を無事に走り切った。




02 表彰式
3日間にわたる熱戦が幕を閉じ、同済電车队の隊員たちは一丸となって力を合わせ、スプリント対抗準優勝、直線加速3位、高速障害物回避準優勝、総合5位、電動部門3位の成績を手にした。




新メンバーもベテランも、今回の大会を通じて一回り大きく成長した。緊迫したスケジュール、突発的なトラブル、刻々と変化する天候や路面状況が、一つひとつの判断をより現実的なものにした。そして、指導教員の助言や他チームのサポート、隊員同士の支え合いの中で、全員が競技の流れやチームの作業により習熟しただけでなく、次々と立ちはだかる課題に向き合う中で精神的な落ち着きを保ち、信念を固めていった。
レースの場では、いかなる偶然も結果を左右し得る。しかし私たちは、日々の調整、トレーニング、振り返りの積み重ねこそが、いつか偶然を必然の実力に変えると信じている。DRe25は、真夏を目前にそのラストダンスを踊りきった。灼熱を11月へ持ち越すことはできない。だがその熱は、隊員一人ひとりの胸に刻まれ、次の夏、そのまた次の夏へと燃え続けるだろう。
会場のスナップ

エンデュランス終了後、翼驰と「ぴったり」

他チームと交流中

交流・学習

ドライバーがコースを記憶

チーム、ピット撤収

表彰台の前で

グッズ交換

他チームのサイン会
同済では、こうした酷暑のたびに、一台のレーシングカーがピットからゆっくりと押し出されてゆく。それはテストコースから戦いの場へ、そして先輩たちの肩から、次代を担う者たちの手へと受け継がれていく。
秋は収穫の季節、DRe26で、また会おう。
*一部画像はインターネットより

写真丨同済電车队 中国汽車工程学会
文丨王哲逾 曾琲曦
レイアウト丨武凡滟
審査丨王娇楠
責任編集丨同済汽車融媒体中心 陳生権
監修丨呂 航 周益帆