同済大学電動レーシングチーム|開幕初日、全力で挑む

開幕初日、秩序あるスタート
朝もやが残るサーキットがまだ目覚めやらぬ中、同済大学電動レーシングチームのメンバーは午前7時に定刻通り集合した。朝日を浴びながら、全員が充実した表情で整列し、Pパドックへと向かい、大会初日の緊張感あふれる一日が始まった。

到着後、メンバーはすぐさま作業に取り掛かった。工具の整頓、機器の配線と調整、作業エリアの合理的な区分け…すべてが秩序正しく進行した。小一時間も経たないうちに、空っぽだったPパドックは機能的な「臨時ガレージ」へと変貌を遂げ、終日にわたる効率的な運営の土台を築いた。
9時を過ぎると、チームキャプテンと数名のコアメンバーが事務局へ赴き、車両登録手続きを本格的に開始した。煩雑な申請書類と厳格な資格審査に直面し、メンバーは分担・協力しながら項目を一つ一つ照合し、全ての書類が規定に準拠していることを確認した。登録は単なる手続き上の通過点ではなく、チームの事前準備に対する最初の公式な検査であり、メンバーは落ち着いて対応し、厳密かつ細やかなプロフェッショナルな姿勢を示した。


厳格な検査と細かな調整、向上への飽くなき探求

01
正午の大一番:ドライバー安全脱出訓練
正午から午後2時にかけては、緊張感漂う重要なドライバー脱出テストが行われた。審査員の監視の下、電動およびドライバーレスの計7名のドライバーが、規定時間内に素早く安全ベルトを外し、コックピットから脱出し、緊急時の対応をシミュレーションした。現場は張り詰めた空気に包まれたが、ドライバーは冷静沈着に、無駄のない動作でテストに合格した。これは体力と技術の試練であると同時に、精神力の集大成でもあり、後続の動的競技への参加への道を切り開いた。
02
バッテリーボックス初回検査:課題から経験を積む
午後、バッテリーボックスの検査が正式に開始された。メンバーは入念に製作したバッテリーボックスを検査エリアに運び込み、電気安全性、絶縁性能、構造規定に関する審査員の包括的な審査を受けた。初回検査は一発合格とはならなかったが、誰一人落胆することなく、審査員から指摘された問題点を素早く記録し、その後の修正方針を明確にした。検査の度にそれは貴重な改善の機会であり、最終的な検査合格に向けた経験を積み重ねている。
03
Pパドックでの自主点検:微調整と研磨、究極を追求
一方、車両メンテナンスチームはPパドック内で厳格な自主点検プロセスを同時並行で進めた。メンバーはサスペンションジオメトリ、ブレーキ性能、ステアリングの感度など主要システムを項目ごとに検査し、細部に至るまで見逃さなかった。レンチの打音、小声でのやり取り、集中した眼差し…Pパドック全体はあたかも精密な「レーシングクリニック」の様相を呈し、全員が最高水準を追求して車両全体の状態を継続的に最適化した。




交流と相互研鑽、力を結集して前進

サーキットは単なる競技の舞台ではなく、交流のプラットフォームでもある。終日、各地から訪れた他大学のレーシングチームがPパドックを絶え間なく訪れ、交流した。皆でセットアップのノウハウを共有し、技術的解決策を議論し、交流を通じて友情を育んだ。この開放的で協力的な雰囲気こそ、中国大学生フォーミュラカー大会の精神である。
日が暮れても、Pパドック内は灯りが煌々と輝いていた。小休止の後、メンバーは今夜最後のタスクである模擬プレゼンテーションに取り掛かる。報告の論理構成を再確認し、ステートメント表現を練習し、審査員から想定される質問への備えを万全にする。一日の競技スケジュールは間もなく終了するが、努力はまだ続く。明日は、さらに多くの挑戦が彼らを待っている。




画像丨同済大学電動レーシングチーム
組版丨陳朝曦 董宇騰
審査丨王嬌楠
編集責任丨同済大学汽車メディア統合センター 鄭海振
確認丨史静遠 周益帆